敷地面積約2,200坪、2箇所の製材工場では、直径100cmの丸太が製材できる全自動製材機、200本/日の柱を生産できる全自動製材機を導入しています。また薪ボイラー乾燥機を導入し、木材の有効活用や環境に配慮した工程で行っています。
原木仕入れ
  

木が大好きな初代が、原木市場まで自ら赴き、選りすぐりの木を仕入れてきます。また、林業部が伐採した木を直接仕入れています。木にも「旬」があり、季節を選んで仕入れます。高山の木は厳しい冬を耐え年輪がきめ細かく、強い材となります。

製材(木取り)
  

木は自然のものであり、一本一本に個性があり、その木のくせを生かす「木取り」によりそのよさが引き出されます。職人が吟味しながら、昔ながらの台車や様々な機械を組み合わせて製材します。

井上流乾燥  

井上工務店オリジナル・薪を燃料にする「薪ボイラー乾燥機」で乾燥後は、風と太陽の力を借りてじっくり天然乾燥します。天然乾燥材は、伝統的な建築に用いられ、木の香りや色味を損なわず、粘り強さが保たれます。重油等の化石エネルギーを使わず、環境負荷を低減できます。

端材を生かす  

どうしても発生する端材や、製材に向かない木は、薪やチップとして利用します。